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エンジンが壊れている不動車のバイクは売れる?

エンジンが壊れてしまって不動車となったバイクは、売る前に修理に出してみましょう。このページでは、修理に出す場合と、売却する場合についてご紹介します。

エンジンが壊れている不動車のバイクは売れる?

バイクのエンジンが不調を起こし、不動車となった場合でもバイクを売ることができます。この時、少しでも高く買い取ってもらうためには一度修理に出してみるのがポイントです。

一口にエンジンの不調とはいっても、色々な不調があります。しばらくエンジンを掛けていなかったためにエンジンがかからなくなった。バッテリーを交換したがエンジンがかからない。

アイドリングが安定しない。アクセルを開いても加速が悪い。エンジンの吹け上がりが悪い。エンジンがなかなか暖まらない。そしてついに動かなくなった・・・

エンジンの不調に関連するパーツは非常に多いものです。もし簡単に修理できる個所であれば数千円の修理・メンテナンスでまた難なく乗れるようになることも少なくありません。

そのような時には修理して乗ってもよいですし、安い修理代で済む不調だと認識してから売ることができます。

しかし、エンジンオイルの交換や追加を怠ったために油膜が切れて焼きつきを起こした場合などは厄介です。

ダメージが大きい場合にはクランクやシリンダーの交換が必要となり、2ストロークエンジン50ccのバイクでも5万円ほどの工賃と1万円前後のパーツ代が必要となることもあるのです。

これは車種や焼き付きの程度によるため、一概には算出できませんが、もし非常に高価なバイクであったり部品が見つかりにくいプレミアが付いているバイクならば50万円ほどの修理代が必要となることもあります。

修理代が高ければ売ってしまうのもいい

数万円の修理代を払いたくない、あるいは数十万円の修理代が必要となった場合などには、売却を検討してみるとよいでしょう。この時に、事前に修理を検討したことが活きてきます。

買取を依頼したとき、業者はエンジンの不調があるバイクを買い取る際にはその程度をあまり加味せず、「エンジン不調のバイク」ということで安い買取価格を提示することがあります。

現場の査定の際にそれほど修理が必要ではないからと分かっていても、万が一重度の欠陥が発見された場合には業者が困ってしまうからです。そのため、エンジンの不調は買取査定のときには大きなマイナスになることがあるのです。

このとき、もし修理に出した結果、簡単な修理で済む故障であると分かっていたのであれば、査定員に「修理業者に依頼したところ・・・」と説明してみましょう。

そうすることで高く買い取ってもらえる可能性が高くなりますし、軽度の不調で買い叩かれてしまうこともなくなります。

エンジンがかからない原因は?簡単に直れば買取価格UP!?

エンジンが動かなくなる原因にはいろいろあり、深刻な状況から簡単なチェックで解決できる場合まであります。

エンジンが動かないからといって不動車の状態で売れば当然、買取価格は安くなってしまうので、売却する前に簡単なチェックを行い、エンジンがかからない原因を確かめてください。

1.バッテリーチェック

1ヶ月以上、放置した状態でエンジンが動かなくなった時の大半はバッテリー上がりです。

クラッチ付きのバイクであればキックしてエンジンをかけることが可能ですが、現行スクーターはインジェクションやポンプがバッテリーと連動しているのでキックしてもエンジンがかかりにくくなっています。

セルボタンを押してもセルモーターの音が極端に弱い、あるいはまったく回らない場合はメーターのランプ類を確認、点灯状態がなければバッテリー上がりを疑ってください。

なお、バッテリーは外してガソリンスタンドに持ち込めば 1000~2500円の費用で急速充電をしてくれます。

もっとも安上がりなのは周囲のクルマを持っている人に頼み、ブースターケーブルをつないで充電することです。

ただし、一度上がってしまったバッテリーは完全に回復することはないので、充電したら早めに売却してください。

2.ガソリン残量チェック

セルモーターは回るのにエンジンがかからないという状態でもっとも多く見られる原因がガス欠です。

燃料メーターがついていない車種であれば燃料タンクのキャップを外して軽く車体を揺すってください。まったく音がしない場合はガス欠の原因が考えられます。

またチャプチャプと音がしているのにエンジンがかからない場合は燃料コックの確認を行ってください。

燃料コックはリザーブだけでなくオフもあります。残量が少なくなった時に誤ってオフの位置にしていることも考えられます。

3.プラグチェック

キャブレター(燃料と空気を混合させる装置)付きバイクの場合、エンジンのかかりが悪いからといってセルを回し過ぎたりキックでアクセルを開けたりし過ぎると混合気が多く出てしまい、プラグが湿る(俗に言うカブった状態)ことがあります。

混合気でプラグが湿ると火花が飛ばなくなり、エンジンがかからない原因になります。

プラグがカブった時はプラグキャップを取ってプラグレンチで外し、先端を軽くライターで炙ってから再び装着します。

なお、中型以上の多気筒バイクの場合はプラグホールに異物が入るなど注意点が多くなるので、バイクにあまり詳しくない人は避けた方が賢明です。

4.その他のチェック

セルが回らない原因としては上記のバッテリー上がりの他にメインヒューズ切れやキルスイッチがOFFになっていること、またサイドスタンドが出たままだとエンジンが動かない車種もあります。

他には燃料系トラブルとして燃料ポンプやキャブレターの詰まりなどがあります。しかしキャブ清掃は分解が必要で、バイク整備に関してある程度知識がないと再調整ができなくなります。

キャブ調整はバイクショップへ持ち込んだ際の修理費が1~2万円かかり、清掃だけでも5千円程度必要です。

買取価格の査定と比較して利益がでるようであれば修理しても構いませんが、あまりに古く買取価格が低いようでしたら不動車のまま売却した方が得策です。

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